ガバナーメッセージ 2021-2022年度

都城西RC

井福 博文

本年度のRI会長はインドのシェカール・メータさんです。メータさんはロータリーがロータリアン個人に与える最高の栄誉である超我の奉仕賞を受賞されていて「奉仕」には格別な熱い思いを持っておられるRI会長です。奉仕に目覚めたことで単なるロータリークラブの会員からロータリアンになった、奉仕とは自分よりも他の人のことを先に考えることです、そして奉仕にはロータリアンのDNAがあり、奉仕することで誰かの人生を豊かにすることは自分の人生の最高の生き方である、ですから「奉仕は誰かの人生だけでなく、自分の人生も豊かにする」と、奉仕に対する心構えをバーチャルで開催された国際協議会で当時のカバナーエレクトの私たちに話されました。このスピーチを聞いて私も共感と感動をいたしました。
このことから本年度の国際ロータリーのテーマを「奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために」と発表されました。

ロータリーは会員制の組織であることから会員の増強は引き続き最も大きな課題です。
より大きなインパクトをもたらす奉仕の実践にはより多くの会員が不可欠です。会員増強の一つの手段としてみんなが一人を入会させる「Each one Bring one」が提唱されました。
地区内ロータリアンの皆さんが夢を大きく持ってご自分のロータリーストーリーを身近な入会候補者に伝えることで「Each one Bring one」を情熱を持って実践して下さる事をお願い致します。

また、本年度はロータリーの原点に焦点を当て、ロータリー活動を展開していく所存です。
3 年前、私達はロータリアン相互でインスピレーションを与えあい、そして地区にインスピレーションを与えてきました(Be the Inspiration)、2 年前はそのインスピレーションで世界や地区を繋ぎました。(Rotary connect the World)、そして昨年度は奉仕のための機会の扉が開かれました。
(Rotary opens opportunities) 。 本年度は開かれた扉の向こうに奉仕のニーズがあるのです。
ですから本年度は奉仕の実 です。そのことから2021-22 年度地区スローガンを
「ロータリーの原点に立ち、誇りと自信を持って行動しよう」
(Together we can. We are Rotarian.)

と、いたしました。

このスローガンの「行動」とはロータリー活動のすべてを指します。

それはクラブの強化、会員増強、奉仕プロジェクトの計画・実行、ロータリー財団・米山記念奨学会への寄付行為、地区大会への参加、国際大会への参加、等々です。