地区の活動方針と活動計画 2022-2023年度

【地区基本方針】

2022-23年度地区スローガンを

「知力を高め 未来に繋げ 多様性あるロータリークラブの実現に」

とします。

●多様性

  • 多様性を尊重し、年齢、民族性、能力、宗教、性別志向、性同一性などに捉われず様々なバックグランドの人々への貢献を称える
  • RI会長エレクトの方針である多様性を認める社会の実現に向けて未来のロータリアンに夢を繋ぐという思いを込めて地区テーマとしました。

【地区活動計画】

RI会長テーマ「イマジンロータリー」の推進

  • 「想像して下さい、私たちがベストを尽くせる世界を」
    会員の積極的な参加を促すためにロータリーには「適用と改革」が必要とジョーンズ氏は述べています。会員が積極的に参加しやりがいのある責任を会員に与えることが必要です。

DEI委員会の設置

  • ロータリーは様々な人が参加できる開放的な組織。すべての人に公平で善意を築き、社会に役立つ組織作りに努める。
  • 地区内にDEIの委員会を設置し、DEIに詳しい専門家を招き勉強会を行う。

会員基盤の強化とクラブの拡大

  • ロータリーの原点である「親睦」「職業互恵」で仲間を支援しクラブを強化する。
  • 新クラブを設立する(パスポートクラブ・衛星クラブ・その他の新クラブ)
  • 女性会員の入会促進、比率アップをはかる

ロータリー財団への寄付推進

  • 補助金を活用して大きなインパクトをもたらす奉仕プロジェクトを実施するため、寄付・募金活動を推進する。
    年次基金への寄付   150$米貨/1人

ポリオ根絶への寄付の推進

  • 世界に約束したポリオ根絶を達成するために寄付・募金活動を推進する。
    ポリオ根絶への寄付目標 30$米貨/1人

米山記念奨学会への寄付の推進

  • 日本と世界の架け橋となりロータリーの理想とする国際平和の創造と維持に貢献する若い人を育てる米山記念奨学会へ寄付を推進する。
    普通寄付目標 5000円/1人
    特別寄付目標 10000円/1人
  •        

  • 奨学生の本来の目的が達成できるように支援する

青少年育成の推進

  • 次世代を担う有能な指導者を育成する。
  • IAC、RACの会員基盤の強化・拡大を支援し、ロータリーとの関係を強化する。
  • ロータリー青少年指導者育成プログラム(RYLA)を実施する。
  • 地区の委員会への配属を促し若い人の意見を反映させる。

公共イメージ向上の推進

  • 会員基盤の強化と向上に資するためにTV局、SNS、地元紙、ホー
    ムページ等で活動情報を発信する。
  • 特に本年度はロータリーと活動のテーマをTVで発信しイメージアップをはかる。

クラブ奉仕部門の活動の推進

  • 地区クラブ奉仕部門とクラブの連携を強化する。
  • クラブの抱えている問題の解決に向けて地区チームで支援する。
  • ウィズコロナ、アフターコロナに備えて例会及び行事について開催のルールを明確にする。

ロータリー奉仕デーおよびIMの実施

  • ロータリーの活動を世界に紹介するため、すべてのロータリアン・ローターアクター・インターアクターが一般の人々の参加を促し、ロータリー奉仕デーを開催する。
  • IMはテーマに沿った単独もしくはグループで実施する。

メルボルン国際大会への参加促進

  • 2023年5月27日~31日、メルボルン(オーストラリア)で開催されるロータリー国際大会に多くの会員が参加するよう推進する。

DEIについて

  • 最近のロータリーを取りまく一連の動きや、人権問題、ジェンダーやSDGsなどの最近の社会環境を踏まえて、ジェニファー・ジョーンズ会長エレクトが会長年度で最も力を入れたいと言っているのが今から述べる「DEI」です。

その歴史

2019年1月理事会 決定第31号 男女平等に関する公式の方針を表明
ダイバーシティ(多様性) エクイティ(公平、男女平等、男女共同参画)そしてインクルージョン(包摂 誰も排泄されず全員が社会参加する機会をもつこと)それぞれの頭文字をとって 「DEI」を承認しました。

  • 1,ロータリーは多様性を尊重し、年齢、民族性、人種、肌の色、能力、宗教、性別志向、性同一性などに拘らず、様々なバックグランドの人々への貢献も称えます。
  • 2,2023年6月までにロータリーとロータリーの指導者の女性の割合を30%にする目標を設定する。

2020年11月理事会 DEIタスクフォース(DEIを短期集中に解決する委員会)の報告により、DEIの戦略を進展させるために世界的なコンサルタントを雇うよう要請する。

簡単な説明

ロータリーの最優先事項は会員基盤の成長と多様化によって地域社会をより良く反映したクラブをつくり、あらゆる文化、経験、アイデンティティの人の参加を促すことです。
ロータリーはさまざまな人が参加できる開放的な組織、すべての人に公平で、善意を築き、社会に役立つ組織作りに努めています。
この目標を実現するため、RI理事会は、多様性、公平さ、包摂さに関する声明を採択しました。ロータリーは、持続可能な変化を生むために人々が手を取り合って行動する世界を目指すグローバルネットワークとして存在していくためにDEIを尊重していきます。

地区での取り組み

  • 1,ジェニファー・ジョーンズ会長エレクトは2023年度までに女性会員比率を30%に高めるよう求めていますが、2730地区では各クラブの自発的な女性会員増加の数値目標を戦略計画に求め、女性リーダーを地区委員にも出向させる環境づくりも推進します。
  • 2,地区内にDEIの委員会を立ち上げます。
  • 3,多様性や、公平性に詳しい専門家を招き、勉強会を実施します。

地区の課題はこれ以外にも様々ありますが、それぞれの部門長の皆様、委員会の皆様、ガバナー補佐、各クラブ会長、地区内全てのロータリアン、私の出身の鹿児島ロータリークラブの会員の皆さまのサポートを得て、1年間頑張って行きたいと思います。