RIテーマ

2016-2017年度

ri_theme2016

RIテーマは、「年度目標」とロータリーの「奉仕の理念」の実現に最も重要なロータリー年度RI会長の全世界ロータリアンに対するロータリーメッセージのことです。

ポール・ハリスが111 年前にロータリーを創設した目的は価値観を分かち合える人を見つける事、誠実さ、多様性、寛容、友情、平和を信じる人々と出会うことでした。
それからロータリーは変革を遂げ、時代の変化に対応して前進をし、そして、多様性を強みとするロータリーは、今も職業分類を基本としています。高い倫理基準は時代を超えた価値観であると信じる私たちは、今も「四つのテスト」を壁に揚げ、そして何よりもポール・ハリスが信じたのと同じように、人生の最大の目的は人類に奉仕することだと信じ、2016-17年度のロータリーのテーマはシンプルに「人類に奉仕するロータリー」といたしました。

■RI重点項目

2016-17年度ジョン・ジャームRI 会長はロータリーの発展には、会員が現在そして将来の課題と機会に「情熱と粘り強さ、そして何よりも高潔さを持って取り組まなければならない」そして、次のテーマについて大胆に創造性をもって取り組む事としている。

① ポリオ撲滅の達成

2016年1月末にポリオの患者が全世界から0になった。しかし、ポリオには不顕性感染があり、感染しても症状が出ない場合があるので、厳重な観察が必要であり、その間もポリオワクチンの投与を続ける必要があります。
ポリオの患者の発生が無くなり、その後3年間、患者の発生が無ければ「ポリオ撲滅宣言」が出来る。これは「天然痘の撲滅宣言」以来、人類にとって二度目の快挙です。そして、世界のトップニュースです。
1979年フィリピンの子供たちにポリオ予防接種を始めて以来、122カ国20億人の子供にポリオ予防接種を行っている。当時ポリオ患者は50 万人で、その45%がフィリピンに集中していた。その事からフィリピンの要請を受け、5か年計画で600万人の子供にポリオ予防接種を行い、そしてこの活動が成功しました。これに続き、ポリオプラス計画は、1985 年ロータリー創立80周年を期に開始され、そして今年で31年を向かえることになります。RIでは、2018年までに毎年3500万ドル募金することを目標としました。私たちはポリオ撲滅活動に協力するために寄付をしましょう。

② 会員増強

単にロータリアンの数を増やすだけではなく、ロータリーによる善き活動をより多く実現させ、将来にロータリーのリーダーとなれるロータリアンを増やす事が重要です。

③ ロータリー財団への寄付

来年はロータリー財団設立100 周年の記念の年なので、寄付を増やしてお祝いをしよう。

④ 公共性と認知度の向上

ロータリーが世間に知られていない。「ロータリーはどんなクラブですか」と尋ねられる。世界でいい事をして、ロータリーの名前を高め、認知度を上げて「ロータリーはどんなクラブですか」と尋ねられない様にしよう。

⑤ 会長賞への全クラブの参加

7月1日の新年度が始まる前に、クラブセントラルへ登録を済ませて下さい。

国際ロータリーとロータリー財団が6 つの重点分野での活動を通じて、そのパートナーシップをより緊密で強固なものとする上で2016-17年度がまたとない機会になると考えています。又、ポリオ撲滅でロータリーが果たした役割についてクラブと地域社会で情報を広げ、社会貢献をしたい人たちが、ロータリー入会を考える機会を提供する。そして、ロータリーのイメージ向上と若い人々や多くの人たちが、ロータリーに入会して活動したいと感じる柔軟性のあるクラブが必要なのです。