私の職業奉仕(きもつきRC・川添 大)

所属クラブ:

氏名:川添 大

私の職業奉仕として投稿をお願いされました、なかなか文章にして伝えることが苦手なもので、ネット上に流布されているいろんな情報を元に抜粋し、文章をまとめたような次第です、先に謝っておきます。先日、地元の中学校で、我が職業について出張授業のようなことを体験させていただきその後の職場体験学習では、多くの学生に職場を体験学習したいと声が上がったようです、誠に嬉しいことで同じ職業を目指してもらえるように日々研鑽していこうと改めて思った次第です。さて、ロータリーの目的は日々の仕事を通して世の中に貢献するために、奉仕の心を育て向上させることです。奉仕とは他人のために何かをすること、他人のニーズを充たすことを自己の責務として行なうことです。ロータリーの目的は、職業を通して社会のいろいろなニーズを満たすこと、ということになります。職業奉仕とは、職業を通して社会のニーズを満たせるよう努力を重ねるということです。それによって、自己の職業の品位と道徳水準を高め、社会から尊重される存在にすることが出来ます。何時の時代でも、社会の人々の道徳的能力の向上が叫ばれます。道徳的能力の基本は、人間が他の人々や動植物を含む自然環境に対して、どのような態度を取るべきかを適切に判断する能力であると考えられます。ロータリアンは日々の職業奉仕を通して、自身の、また、職場や地域社会の人達の生きる力の根源の力である想像力を高め、社会の進歩と平和に貢献しているのです。ここでもう一つ述べておきたいことがあります。それは、自分が他に対してとるべきと、考える態度が適切か否かを判断する際に、想像力とともに、その適切性を判断する規準が必要であるということです。この規準はあくまでも個人的なもので、人により異なるものですが、ある程度の一般性を持つべきものでもあります。その例として、ロータリーの四つのテストは非常に良くできた規準の一つと考えられます。ロータリアンは職場の外でも社会のニーズを充たすために、いろいろな活動をしています。これは社会奉仕であり、活動の場が国際的であれば国際奉仕でありますが、それが自分の職業の専門性を活かした奉仕であれば同時に職業奉仕の性格も備えていることになります。職場の外での奉仕には、お金や物や労力を提供する奉仕、職場で培った知識・技術を提供する知的奉仕などいろいろな奉仕があります。これらのうち知的奉仕は、それぞれの分野で最高の知識、技術を備えたロータリアンにとっては、最適の奉仕の一つです。ここで大事なことは、ロータリアンは日々の仕事を通して生きる力の根本である自らの道徳的能力を高め、それを社会に反映させることを責務と考えて努力しているということです。すなわち、ロータリアンは日常の職業活動を通して、自分の職場の従業員、取引先の人達やその関係者、ひいては地域社会の人達の模範となり、生きる力の根源である道徳的能力を向上させることに努めているのです。このような仕事の仕方をロータリーでは、職業奉仕と呼んでいます。皆さんが真のロータリアンであるか否かは、皆さん自身とその職場が社会の模範となるように努力することを自己の責務と考えているか否かにかかっているのです。ロータリーにおいて職業奉仕は、事業および専門職務の道徳的水準を高め、品位ある業務はすべて尊重されるべきであるという認識を深め、あらゆる職業に携わる中で奉仕の理念を実践していくという目的を持つものである。会員は、ロータリーの理念に従って自分自身を律し、事業を行う。クラブの役割としては、クラブ会員の手腕を生かして、社会のニーズに応えられるようなプロジェクトを開発することが含まれる。また、ロータリーの原則に沿って自らと自分の職業を律し、併せてクラブが開発したプロジェクトに応えることが含まれる。 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。色々と調べていけばシェルドンの奉仕理念を正しく知ることが、正しく職業奉仕を知ることにつながります、我々職業人が自らの事業の継続的な発展を願うことは当然です、企業経営によって利益を得ることも当然であり、決して卑しい事ではありません。しかし合法的でない方法や道徳的でない方法や、他人から批判を浴びるような方法で一時的に大きな利益を上げたとしても、それは長続きするものではありません。シェルドンは自らの事業を継続的に発展させるための学問的な企業経営の理念と実践方法を考え出して提唱しました。職業は専門職務と実業に分類されます。医者、僧侶、弁護士、教職者など専門職務に携わる人は、利益を追求するためにサービスを提供するのではなく、相手の身分や報酬の金額に捉われずに、自己が保持する最高の技術を地域社会の人に提供することが義務付けられてきました。サービスを受けた人が感謝の念を込めて報酬を支払うのであり、財力のない人が支払いを強制されることはありませんでした。これに対して実業家は原価に利益を加えた取引で生活を営まなければなりませんでしたから、如何にして適正な利益を設定するのかと言う問題を抱えていました。シェルドンは、自らが利益を上げる事のみに狂奔せずに、自分の職業を通じて地域社会の人に奉仕すると言う態度で、すなわち専門職務の人と同じ考え方で企業運営すれば、その見返りとして最高の利益が得られることを説きました。一言で言うと自分の職業をより良くもっと高めることが職業奉仕ということてす。

今回文章として取り上げさせていただいたいろんな資料から自分の職業奉仕の指標として活用、実践していきたいと思います。