RI会長メッセージ

2013-14年度RIテーマは「ロータリーを実践し みんなに豊かな人生を」

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2013-14年度RI会長 ロン D. バートン(米国オクラホマ州 ノーマンRC)  今日のロータリー・クラブの例会風景は、一見して、50年前の例会とは大分様子が違っています。また、34,000あるクラブすべてを訪れれば、さまざまな経歴を持つ人々が、世界のありとあらゆる言語を話し、地元レベルから国際レベルまで、実に多様な奉仕プロジェクトを行っている姿を目にするでしょう。週末に近所の公園にある遊具を修理しているクラブや、ほかのクラブと協力して何千キロも離れた学校の衛生設備を整えているクラブなど、大小さまざまな方法で、この世界をより良くするためにロータリアンは活動しています。  今日、ロータリーで目にすることの多くは、昔とは違います。しかし、ロータリーの土台は変わっていません。私たちの土台は、これまでと同じように、ロータリーの中核的価値観、すなわち、奉仕、親睦、多様性、高潔性、リーダーシップです。これらの価値観こそが、ロータリアンとして私たちを定義づけるものです。私たちは、これらの価値観に従って生き、地域社会にこれらの価値観を広めようと努力しています。  私たちは、推薦され、その推薦を受諾することを選択してロータリーに入会しました。そして、入会した後にも、日々、選択を行っています。それは、ロータリー・クラブの単なる一会員でいるか、真のロータリアンとなるか、の選択です。  ロータリアンであるということは、週に1度例会に出席するよりも、ずっと大きな責任です。それは、独特な方法で、世界を見ること、そして、その世界における自分の役割を見ることです。地域社会の問題を自分自身の責任として受け止め、それに基づいて行動し、イニシアチブを発揮し、最善の努力をすること、簡単な道ではなく、正しい道を歩むことを意味します。  私たちは皆、世界をより良くする活動に自ら参加するために、ロータリーに入会しました。人生におけるあらゆる物事と同じように、ロータリーの奉仕では、努力すればするほど、多くを得ることができます。形だけの努力だけなら、大した成果は上がりませんし、本当の満足感は得られないでしょう。しかし、ロータリーを真に実践し、ロータリーの奉仕と価値観を日々活かす決意をすれば、自分がいかに素晴らしい影響をもたらすことができるかが見えてくるでしょう。そうして初めて、人々の人生を真に豊かにしようというインスピレーション、やる気、パワーが沸くのです。そして何よりも、あなた自身の人生が一番豊かになるはずです。  2013-14年度のロータリーのテーマ、そして私から皆さんへのチャレンジは、「ロータリーを実践し みんなに豊かな人生を」です。  皆さんは、ロータリーの襟ピンを身につけることを選択しました。これからどうするかは、皆さん次第です。 ron-sain

RI会長のよこがお  1979年にロータリアンとなったバートン氏は、現在、未来の夢委員会副委員長と米国ポリオ撲滅タスクフォースのメンバーを務めています。これまでにRI理事、ロータリー財団管理委員、管理委員会副委員長、国際協議会モデレーター、モデレーター補佐、グループ討論リーダー、地区ガバナーを歴任しました。このほかにも、2011年ニューオーリンズ国際大会委員会委員長、投資諮問委員会副委員長、職業奉仕委員会連絡担当理事、 恒久基金米国アドバイザー、ロータリー財団地域コーディネーターを務めた経験もあります。また、ウィリアム B. ボイド2006-07年度RI会長のエイドでもありました。  バートン氏は、RI超我の奉仕賞、ロータリー財団功労表彰状、ロータリー財団特別功労賞、ポリオのない世界を目指す奉仕賞を受賞しています。  バートン氏は、2007年、オクラホマ大学財団会長の職を最後に引退しました。米国弁護士協会、クリーブランド郡弁護士協会、オクラホマ州弁護士協会の会員であり、オクラホマ州と連邦最高裁判所で弁護士を務める資格を有しています。地域社会でも活発に活動を続けてきた同氏は、ノーマン公立学校財団の創設者兼元会長、ノーマン地域財団の創設者兼元理事です。米国ボーイスカウトでは、シルバー・ビーバー賞を受賞し、ラスト・フロンティア・カウンシルの会長も務めました。  バートン氏とジェッタ夫人には、2人のお子さんと3人のお孫さんがいます。

→ 国際ロータリーWEBサイト(https://www.rotary.org/)より