地区指導・管理部門各委員会の役割

1. ガバナー(G overnor)

ガバナーはRI理事会の一般的な監督の下に職務を行うその地区におけるRIの役員であり、地区内のクラブを啓発し、意欲を与えること、また、地区内の継続性を確保することにより、地区内のクラブを指導し、支援する。

2. ガバナーエレクト(Governor.Erect)

就任の前々年度指名されたガバナーノミニーが国際大会で正式に選挙され、就任の直前年度1 年間を務めるときの呼称です。
ガバナー候補者として、ガバナーエレクトセミナー(GETS)・国際協議会の出席が義務付けられ、ガバナーにより与えられた特定の任務・地区の会合やコミュニケーションの招請、その他地区の重要な会議・セミナーの責任者となり実施するなどガバナー就任に必要な準備を行なう。

3. ガバナーノミニー(Governor-Nominee)

ガバナー候補者として、ガバナーとして就任する日の直前24ヵ月前までに選出され、その7月1日にガバナーノミニーの肩書きを担う。ガバナーノミニーの責務及び任務に関する詳細は、ラーニングセンターを参照すること。

4. ガバナーノミニー・デジグネート

ガバナー候補者として、ガバナーノミニーに選出される直前の12ヶ月を「ガバナーノミニー・デジグネート」という肩書きを担う。

5. 副ガバナー(Vice Governor)

ガバナー指名委員会がパストガバナーより選出した副ガバナーは、ガバナーが一時的あるいは恒久的にガバナーとしての任務の続行が不可能となった場合にガバナーの後任となる。当地区では直前ガバナーがその任にあたる。

6. パストガバナー諮問委員会

地区の管轄者としてガバナーの任期を修了した地区内の現ロータリークラブ会員である元ガバナー(パストガバナー)PG全員によって構成され、元ガバナーの助言または行動によりガバナーの権限や責務が損なわれたり、妨げられたりするようなことがあってはならないとされ、ロータリー活動に関する意思決定機関ではなく、ガバナーのスタッフ的存在としての役割を果たす委員会である事が要請されている。

7. 4 G会(4 地区幹事)

ガバナーによる事務局運営の為のアドバイスと情報交換の目的で直前G・G・GE・GNとその幹事で構成する。

8. ガバナー指名委員会

地区ガバナー・ノミニー候補者の選出のため地区ガバナーはパストガバナーの中から、各年度の指名委員会委員を委嘱し、地区ガバナー指名委員会がRIの定めに従って各年度のガバナー・ノミニー候補者を選出しています。

9. on to アトランタ委員会(RI国際大会推進委員会)

  • 国際大会への地区内ロータリアンの参加を推進する。
  • 地区に国際大会の資料や情報を提供する。
  • 地区WEBサイトにRI WEBサイトの国際大会のページのリンクをつける。
  • ゾーンレベルのRI国際大会推進委員とともに、推進活動を調整する。

10. 地区研修リーダー・地区研修委員会

ガバナー及びガバナーエレクトを補佐しクラブや地区の指導者の研修にあたる。
具体的には以下の職務を行う。

  • 地区長期計画の検討立案
  • 地区チーム研修セミナー
  • 会長エレクト研修セミナー
  • 地区研修・協議会
    地区委員会が主に担当する以下の研修に二次的な責任を持ち協力する。
  • 地区会員増強セミナー
  • 地区ロータリー財団セミナー
  • 地区ローターアクト指導者育成セミナー
  • クラブ研修委員会が指導するクラブ、分区レベルの会員研修を支援する。
  • 地区の各種研修セミナーの計画と監修

11. RLI委員会

  • ロータリー・リーダーシップ研究会(RLI)は質の高いリーダーシップ教育を通じて、ロータリークラブを強化するための地区リーダーシップ開発プログラムで
  • あり、ロータリアンにリーダーシップ技能と質の高い教育を提供する役目を負う。
  • ロータリーリーダーシップ研究会のあり方や運営に関する事を検討する。

12. 危機管理委員会

  • 別途定める危機管理委員会設置要項による。

13. 地区管理運営・連絡委員会

地区の主な管理委員会のメンバーにより構成され、地区と地区内各ロータリークラブ間の連携を強化し、効果的なクラブ管理運営に資する支援を行なうことを目的とし、ガバナーにより召集され開催する。

14. 災害復興支援委員会

  • 東日本大震災他その場凌ぎでは解決しない被災地への復興支援の在り方を検討し継続的支援を実施する。

15. 地区戦略計画委員会

  • 地区のロータリー活動の継続的実践化を研究する。

16. 表彰選考委員会

  • クラブ活性化を目的として、RI会長賞他の表彰規定を地区内クラブに告知し、積極的な取り組みを推進する。
  • 地区の奉仕プロジェクトの成果を収集し顕彰する。

17. 規定審議会検討委員会

  • 規定審議会(COL)は、3 年に1回開催されるRI唯一の立法機関であり、地区の制定案を可決し、RIへ提出する事を行う。

18. 広報・公共イメージ委員会

  • ロータリーを一般の人々に広め、ロータリーのプログラムへの理解、評価を高めロータリーの好ましいイメージづくりを推進する。
  • メディア、地域のリーダー、プログラムの受益者、ボランティア、寄付提供者を対象に広報を行い、ロータリーへの支援を促進する。
  • ロータリーへの理解を得るための広報活動がロータリーの目標を達成するための有効な施策である事をロータリアンに周知させる。
  • ロータリーの友地区委員及びガバナー月信委員会と情報を共有し有効な広報を展開する。
  • マスメディアや地域の様々なメディアを活用し、RIの広報素材や地区で実施するロータリーのプログラムを紹介する。
  • 地域のオピニオンリーダーと定期的に交流し、公共イメージのPRに努める。
  • 話題性のある地区プロジェクトや行事について報道機関に紹介する。
  • 地区内全クラブのIT化を推進し、クラブとクラブ、地区とクラブ、RIとクラブが直接コミュニケートできるようにクラブIT化支援を行う。

19. ロータリーの友地区代表委員

ガバナーとの連携により「友」誌の編集・発行にガバナーの代理人として建設的な意見と提言を行なう。以下代表委員としての、地区における職務とする。

  1. 「ロータリーの友」誌の購読広報を行なう。
  2. 各クラブおよび地区の活動状況の情報の収集に努め、「友」誌編集部に報告する。
  3. クラブ例会等での「ロータリーの友」誌の活用。
  4. ガバナー月信を利用して「ロータリーの友」の情報を発信する。
  5. 雑誌委員長会議等の開催に協力する。
  6. 毎月「ロータリーの友」誌について意見や感想をレポートして、編集部に毎月15 日までに届くように提出する。又、地区代表委員として活動状況を報告する。

20. RLI地区代表

RLI日本支部は、ロータリー・リーダーシップ研究会(RLI)の東アジア地域・日本支部に属する組織であり、各地区RLI委員会のメンバーの地区代表委員により委員会を構成する。