ガバナーメッセージ 2018-2019年度

2018-2019年度

鹿児島サザンウインドRC

川原 篤雄(かわはら あつお)

ガバナーを拝命しております川原篤雄です
所属クラブは南から新鮮で暖かい風を起こそうと、当地区で初の男女参画のクラブとして誕生しました鹿児島サザンウインドロータリークラブで、創立会員でありロータリー歴22年目の70歳(古希)です。職業分類は飲料水配布です。

さて、2018年1月14日(日)米国サンディエゴで開催の国際協議会に於いてバリー・ラシン国際ロータリー会長(イーストナッソーRC(バハマ)ロータリー歴39年)は テーマを「BE THE INSPIRATION」 (インスピレーションになろう)と発表されました。
去る2018年3月17日(土)~18日(日)に開催されました地区チーム研修セミナー&会長エレクト研修セミナー(PETS)に於いて、世界のロータリアンの各クラブの重要な指針、道標(みちしるべ)であり、熟読をお願い致しました(ロータリーの友3月号横31頁から38頁)を、本日集まりのクラブリーダー(指導者)の皆さんは、ペッツ報告等で確認されたことと思います。
これは世界200の国地域35,784クラブ 地区数539地区(日本34地区 2263クラブ 会員数 89,234人)(2017年12月末現在)、第2730地区 65クラブ 会員数 2,396名(2018年2月末現在)の国際ロータリーのテーマは「ワン・ロータリー」そのものの共通のネットワークであります。
People of action (世界を変える行動人) の強調もお願いします。

テーマ 『 インスピレーションになろう 』 について考えてみます。
バリー・ラシン会長はスピーチのはじめに、「昨日と今日、皆さんはロータリーの世界の各地から来られました。そして今、それぞれの役目を果たすためにここに集まっています。私たちは今晩、共に旅路につきます。しかし、このようになるとは6ヶ月前には想像も出来ませんでした。
今年度7月1日、私と皆さん、そしてロータリーの全ての人が今晩ここに立つのは別な人だと思っていました。」と、亡きリーダー サム・オオリ会長エレクトを偲ばれました・・・。

「私たちはサムの仕事を引き継ぎながら学んだ教訓を生かして前進します。それはロータリー活動は誰であれ一個人とともに始まるものでも、また終わるものでもないということです。
私達に与えられた責任は?情報の透明化、先人たちの活動の上に築き上げた堅固な土台を将来の為に持続可能な方法で成長し続け、世界に役立っていけるようにロータリーのリーダーとして私たちに託された仕事です。それが“インスピレーション“となり、『私たちロータリアンは世界で地域社会で、そして自分自身のなかで持続可能な良い変化を生むために、人々が手をとりあって行動する世界を目指します。』 私たちは行動します。ロータリーは夢想家ではなく、実行・実践する人の集まりだからです。」  「ロータリーの会員数は、この20年間ずっと120万人程度で低迷しています。成長しておらず会員の高齢化がすすみ、活動を通じて変化をもたらすための知識や意欲もないクラブがあまりにも多すぎます。ロータリーが世界でどんな活動をしているかを知らず、ロータリーと財団のプログラムを知らないクラブ、参加方法がわからないクラブもあります。」 と、“ワン・ロータリー” を強調・示唆されました。
 私たち日本の34地区ガバナーは、「インスピレーションになろう」(BE THE INSPIRATION)、テーマの発表を耳にし、戸惑いました。「閃き」「第六感」「直観」「鼓舞」etc・・・結論から申しますと、日本国において「インスピレーションになろう」 で統一発表することで意見集約しました。
地区スローガン(モットー)「プラスワンの考動を!」について説明します。
RIのテーマ「インスピレーションになろう」はロータリアンに向けて発表しているのであり、実践することをロータリアンに促していると判断し、ラテン語で「息」という言葉であり「息を吹き込みなさい」更に「息」は「精神」「魂」に通じ、「精神を入れる」から「鼓舞」する(こと・人)、「励ます」(こと・人)、「志をもって目的を目指す」「モチベーションを高める」そのために、ロータリアンは自らを奮い立たせてモチベーションを高めるリーダーたれ、人の心に火をつけるリーダーになろうと、又、国際協議会にて最初目にしたもの JOIN LEADERS EXCHANGE IDEAS TAKE ACTION の掲示でした。それが私のインスピレーションになった瞬間でした。