私の職業奉仕(姶良RC・田中 茂樹)
2018年01月12日 13時13分更新
所属クラブ:姶良ロータリークラブ
氏名:田中 茂樹
1.仕事の紹介について
私は、姶良市加治木町港町でかまぼこ、さつま揚げの製造、販売をやっています。
私の仕事は、製造が主な仕事です。
我社の理念は、「全ての事に感謝せよ」
出来るだけ体に優しいさつま揚げを目指して製造をしています。
水は、浄水器を通した水を使い、塩は沖縄の海の塩、糖は喜界島のミネラルたっぷりの粗糖を使い、合成保存料は、使用せず、澱粉は、鹿児島の大隅で作られてるさつま芋「こなみずき」から作られたデンプンを使用して小麦アレルギーの人も食べられるさつま揚げを製造しています。
最近、自然食品の会の人との出会いがあり、自然の出汁、砂糖を使わないさつま揚げが出来ないかと言う依頼を受け、研究を始めました。
より安全で美味しいさつま揚げを目指して研究しています。
販売も県外などにインターネットなどを通じて販売の拡大を図っています。
2.この仕事に就いた経緯
父が蒲鉾店の経営していて、私は次男でしたが、高校生の頃から作業の手伝いをしていました。
大学には、行かせてもらいましたが、兄が別の仕事に付いたので、私が後を継ぐことになりました。
仕事についた頃は、色々な行事で蒲鉾が使われていました。
上棟式、結婚式、七草祝い、花見、運動会などで折詰めのたくさんの注文がありました。
生活様式の変化、家族構成の変化などで地域の人を呼んでお祝いをする習慣が、廃れて来ています。
その代わりに、県外発送にいち早く手を付けて今では、県外発送がらメインの仕事になって来ました。
3.RCに入会した経緯と動機について
若い頃、加治木ロータリアクトの創立から、手伝いをして、ローターアクトととして、定年まで、楽しく活動をさせて頂きました。その縁で
姶良ロータリーを発足させる際に、名前だけでいいのでということで
チャーターメンバーになりましたが、1年で退会しました。
時間的に余裕もできてきたので、2年前に再度、姶良ロータリーに入会させて頂きました。
4.ロータリアンとして職業奉仕にどの様に取り組んでいるか
アクト時代に職業奉仕は、自分の仕事を真面目にやる事によって世間の役にたつのが、職業奉仕の精神と学んだことがあります。
5.将来の展望について
次男夫婦が、3代目として仕事を継続して行ってくれます。
時代の変化を敏感に読み取ってその時代にあった商売の仕方に
変えていく力を持って行ければと思います。
6.失敗談、成功談そこから学んだもの
15年位前に、満足出来ない商品を作ってしたい、それを販売してしまいました。
地区でなひか行事があり、打ち上げでみんなで食事会をする為に買われたようでした。
知り合いの人でしたので、新しい商品を作って後を追いかけて持って行きました。
みんなで食事会をされているところで、食べておられましたが、交換をして下さるようにお願いしたのですが、美味しく食べられるよ、と言われましたが、新しい商品を受け取って頂きました。
それからは、満足出来ない商品を作ってしまった時は、店頭に並べないようにしました。
また、通販のダイレクトメール便を年に3回作成してますが、仕事の話しを半分にして、
家族の話しを書くようにしました。
例えば、娘が受験しますとか、まごが産まれましたとか
すると、注文される時に、娘さんの受験はどうでしたか?とか
身内感覚で話しをして下さるようになりました。
たまには、お客様からみんなのお茶菓子にしてくださいとお菓子が送って来ることもあります。家族の情報を提供する事によってお客様が身内的な親しみを持って下さいました。
また、鹿児島出身のお客様も多いので、鹿児島弁クイズなるものを作って送ると、息子達が、鹿児島弁が余り判らないので、解説してやったりして、楽しんでいます。と連絡を頂いたりします。
県外に住まわれている鹿児島出身の方々との絆も大切にして行きたいですね!