私の職業奉仕(日向中央RC・平野 亮二)

所属クラブ:

氏名:平野 亮二

私の職業分類は自動車サービス業になります。

主に鈑金・塗装・整備・ロードサービスです。

ここ数年で車の構造が変化し、ユーザーや損保のニーズも変わり資格とコンプライアンスを重視した経営が不可欠となりました。

また経験と勘に頼る修理・作業ではなく、それを活かした数値に基づく修理と電子スキャンツールを併用しないと修理・作業が出来なくなりました。

 

RCに入会したきっかけは仕事上で繋がりのある知人の勧めでした。

それまでRCの内容も聞いたことも、触れたこともありませんでした。

正直「とりあえず入ってみて魅力がなければ退会すれば良い」と軽い気持ちで入会しました。

また父親の知人が数名会員であることも1つの起因でした。

 

今年IMでRCの「Service」の解釈意味が自分なりに理解できました。

「Service」= 思いやりの心で、相手の為に尽くす事

これを自分の仕事上でどのように取り組むかですが、個人的には相手に気苦労・取り越し苦労を出来るだけかけない、事だと思います。

私の職業は自動車サービス業になるので、事故で損害した車両を復元する事は当たり前ですが、作業中に発見した年数劣化、使用劣化で自然と痛んだ部品やガタツキのお知らせ。

リコールやその他、連絡等。

また納車時に作業明細と作業中の中間写真、修理保証書の発行、言葉だけではなく書面明記する事で安心していただけるよう努めています。

この書面明記は自分で考え思いついた事でしたが本当にやるか抵抗がありました。

納車した数日~数年後の不具合やクレームが怖かったからです。

また自社で作業した車両に自信がない・責任を取りたくないと言った後ろめたさもあったと思います。

しかしそれは会社立場であって、相手本意ではないと思い実践しました。

年間自分が受け持つ車両が250台前後で不具合やクレームはゼロではありません。

やりはじめて10年間で10件以下でその大半が修理の補足説明不足などからの問い合わせでした。

とりあえず急いで出向き症状を直に聞いて対応して、最後に相手がご理解、納得し笑顔になったら完結といった事を続けています。

 

この職業奉仕は仕事中に限った事ではなく平日の仕事時間外や休日にも忘れてはいけないと個人的には思います。

それは事務局、例会場の方や家庭の中などで行うことによって、色々な事が円滑円満になっていくように思います。

例会場では食事の上げ膳が遅れていたら手伝い、食べ終わったら自分で下げ膳を行う。

金額を払って食事をしているのだから例会場の方にすべてやってもらう事も間違いではありませんが、それでは一般のお客の考えと変わらないのではないでしょうか。

私がおろそかになってしまうのが、家庭内での取り組みです。

恥かしい事にスっと思いつくのが朝、自分のコーヒーを作るついでにお嫁さんのも作る事や、ゴミ出し日に家中のゴミを集めて収集場に持っていく位でしょうか。

また仕事終わりや休日に息抜きで温泉、サウナに行くのですがそこで知り合った数名の方から仕事を依頼される事もしばしばありますので。